コラム COLUMN
育児休暇明け 保育所に入れるかどうか
2021.01.29
先日、一般社団法人九州経済連合会主催の「女性活躍のための保育環境の活用~企業主導型保育事業を考える~」というウェビナーに参加しました。内閣府子ども子育て本部の方、福岡市子ども未来局の方、企業主導型保育所を設置した企業の方、現在子育て中の社員の方からという4つの視点からお話をきくことができ、自身の育児休暇明けの体験を思い出しました。
育児休暇明けの復職を目前に認可保育所には入れず
保育所に入れるかどうかで育児休暇から復帰する時期が直前まで決まらないという話をよくききます。私も同じように育児休暇明けが年度途中でしたので、認可保育所をいくつも見学し申し込みをしましたがどこにも入れず、認可保育所と同時に申し込みをしていた企業主導型の保育所に入所しました。
企業主導型保育所ってどんな保育所?
・平成28年度に内閣府が開始
・企業が設置する保育所で、認可外保育所でありながら設備は認可保育所と同等の基準
・保育従事者の半数以上は保育士資格者
・給食は原則自園で作られた手作り給食
・入所申し込みは市町村を通さずその保育所で完結(※申込書類として保育認定は必要)
・保育料の目安は23,100~37,100円(※この基準額を目安に各園で設定)
認可保育所と企業主導型保育所には同時に申し込み
上記のように、企業主導型保育所の入所の申し込みは市町村を通さず希望する企業主導型保育所で完結するため、希望する年齢のクラスに空きがあるかどうかや、空き定員に対して何人の申し込みが入っているかもその保育所だけで把握されています。見学時に入れる可能性が高いが低いのかがわかるため、私の復職が予定通りにできたのは、保育所を探す段階でどちらも見学し同時に申し込みをしていたことが大きかったように思います。
4月入所の認可保育所の結果通知が届く時期となりましたので、自身の体験から今回の企業主導型保育所も選択肢の一つとしてご紹介させていただきました。
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