コラム COLUMN
妊娠中のお仕事調整どうしていますか?
ワーママの日常
2022.02.08
つわりや腰痛…お仕事の調整どうしていますか?
感染症対策や体重管理・栄養管理など、妊娠中は気を遣うことが結構ありますよね。
事務ワークの方も立ち仕事の方も、なかなか思うようにお仕事を進めることができない、という場面があると思います。
業務負担軽減を会社側にお願いしたいけど、「他の人は大丈夫だったのに私だけ希望出すなんて変なんじゃないか…」「簡単な仕事ばかりを任せられて、復帰しづらくなるのではないか…」等不安になり、なかなか上司に言い出すことができない…そんなお悩みきっとありますよね。
母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を活用しませんか?
「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」は、お医者さまから会社側に対して、妊産婦の方の健康状態を伝え「どんな負担軽減をしたほうがいいか」を適切に伝えるためのツールです。働く妊産婦の方がお医者さまから通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、その指導内容が会社側に的確に伝えられるようにするために利用するものです。
会社側は、妊産婦の方から「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」が提出された場合、記載内容に応じた適切な対応を行わなければならなくなります。
どのような対応をしなければならないのか、お医者さまから会社側に明確に伝えてもらえるので、
会社側も対応方法を迷わなくてすみますね!
▼母健連絡カード(表面)
お子さまとご自身の健康のために、母健連絡カードを活用しましょう!
カードを提出すること自体をためらわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自身の健康とお子さまの命を守るため業務負担軽減を求めることは必要です。
妊娠中の体の調子は、本当に個人差があります。
あの人は大丈夫だったから…と比較するのではなく、「あなたとそのお子さまの健康」を第一に、無理なくお仕事を続けていきたいですね。
※「母健連絡カード」は、お医者さま(主治医等)が、健康診査等の結果、通勤緩和や勤務時間短縮等の措置が必要であると判断した場合、カードに必要な事項を記載してくださいます。妊産婦側から求めることができるわけではないため、ご注意ください。詳しくはかかりつけのお医者さまにお問い合わせください。