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保育をどうしよう未来会議を視聴しました

ワーママの日常

2021.05.18

5月18日に、ユニファ株式会社様主催で開催された「保育をどうしよう未来会議」をZOOM視聴いたしました。

その中で、東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長 汐見 稔幸先生のお話を拝聴し、ベビーシッター事務局スタッフとしてももちろんですが、親としても大変勉強になることがたくさんあったのでご紹介します。

 

子どもはある意味「理不尽」な環境にいる

お話のテーマは「保育の質」とは何か?という、保育園の園長先生・理事長先生向けへのお話でした。お話の中で、『子どもは自分がうまれてくる環境を自分で選ぶことができない。紛争の中で生まれてくる子どももいれば、裕福な家庭に産まれてくる子どももいる。そんな子どもたちが「生まれてきてよかった」と思ってもらうためには、「毎日の保育が楽しくてしょうがない」という環境が大切。』というお話がありました。

 

「今日も楽しかったね」という言葉の大切さ

もうすぐ3歳になる筆者のこどもは、保育園の帰りに毎日「今日も楽しかったね~」と言ってくれます。その言葉を聞いて、仕事の疲れが吹き飛ぶのですが、『子どもは自分で自分の環境を選ぶことができない』といった意味では、親が選んだ保育園で毎日楽しかったといってくれるということは、保育園の保育内容・方針がとても良いことはもちろん、子どもの性格とあっているんだな~今の園にいれてよかったな~ということを改めて思いました。

「子どもはある意味理不尽な環境にいる」。子どもとの会話の中や、子どもの行動の中にはきっと、子ども自身の想いのヒントがたくさんあって、それを見逃さずに子どもと一緒に「何をしたいのか」考えていくことを、親としてやっていかなければならないと、今一度思わせてもらえる言葉でした。

 

保育者としての責任

ここまで、親としての目線を書きましたが、ここからはベビーシッター事務局としてのお話です。

ベビーシッタースタッフは、お子さま一人ひとりにご家庭の環境の中で保護者さまがいらっしゃる状況とできる限り同じ「安心」を提供することを大切にしています。保育者として、「今日は楽しかった」と思っていただけるようスタッフ一人ひとりがプロ意識をもって保育をしています。それは、色目ではなく、ベビーシッタースタッフの先生方とお話をするたびに感じることです。

今回のセミナーの中では、その考えを1日かけて「共有・ディスカッション」することが大切だというお話がありましたので、改めて社内のスタッフ同士でゆっくり時間をつくって「保育」についてたくさん考える時間を設けたいと思います。