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企業主導型保育所を選んだ理由

ワーママの日常

2020.02.25

1 保育士配置

まずは子どもを安心して預けられる環境が整っているか見学の際に確認しました。認可外保育所でありながら認可保育所レベルの保育士配置をしてもらえるため、たくさんの保育士でみていただけるのは安心につながると感じました。

また、定員が12名の施設で手厚い保育士配置の中、0~2歳の子どもたちが同じ空間で過ごす機会も多いため一人っ子のわが子も異年齢の子と関わる機会をつくってあげられると思いました。

現在、通わせて1年半経ちましたが、年齢が上の子や下の子と兄弟のように過ごせる環境は本人の成長につながっていると感じています。

 

2 保育料

認可保育所は各家庭が市町村に納める税金によって決まります。福岡市の認可保育所で3歳未満のお子様の場合、月額0円~83,200円の保育料となります。(福岡市令和2年度保育料金表案 参照)具体的に自分の家庭の保育料がいくらになるかというのは、お住まいの区役所等へ相談すれば教えていただける自治体もあります。

一方、企業主導型保育所の保育料はそれぞれの施設で決められていますが、0歳児37,100円、1~2歳児37,000円、3歳児26,600円、4歳児以上23,100円*という金額が平均的な水準として国で定められており、この水準を必要以上に超えて高額にすることがないようにという決まりがあります。※企業主導型保育事業費補助金実施要綱(令和元年度)参照

保育無償化がはじまりましたが、住民税非課税世帯を除く0~2歳児さんの保育料は市町村が定める金額から減額などはありませんので一度比較されてみてはいかがでしょうか。

 

3 保育カリキュラムと保育方針

園独自のカリキュラムがあるのですが、定員が少ない分子ども達一人一人の成長や子どもの個性に合わせた保育をしていただけるところも魅力的でした。

また、毎日必ずお迎えの際に、その日の出来事や本人ががんばったこと、お友達との関わりの様子等を保護者へお伝えするということを実施されています。はじめての育児で、判断に迷うことや子ども成長過程で悩むことが多々ありますが、毎日先生と直接顔を合わせて成長を共有できる時間は大きな安心につながっています。

 

4 育児休暇から復帰する時期が4月以外でも入園がスムーズだった

育児休暇から復帰する時期は夏でした。認可保育所も企業主導型保育所も4月以外の入所は随時受付をしているところが多いと思いますが、私が住む地域のほとんどの認可保育所は4月の時点で0歳児クラスと1歳児クラスが定員に達していました。

企業主導型保育所は市町村を通さずに各保育所で入所の判断が出来るため、私の場合は見学時に希望日からの入所が可能かどうかわかりました。運よく0歳児クラスの定員に空きがあり職場へ復帰できる日が早い段階で確定したため、スムーズに復帰することが出来ました。

 

5 延長保育は20時まで対応

延長保育20時まで対応というのは私の利用する保育施設だけで、企業主導型保育所の延長保育時間はそれぞれの施設で自由に設定されています。私の利用する保育所は自宅の近くなので、会社を出てから保育所に着く時間が遅くなったり電車の遅延が発生したりするとさらにお迎えが遅くなる可能性もあります。今のところ20時まで預かっていただいたことはありませんが、延長保育は最長19時までという保育施設が多い中、20時まで対応してもらえるといざという時に心強いです。